WORK FLOW
1日のスケジュールのご紹介
岩田合同法律事務所で働く弁護士の1日に密着いたしました。
働き方や業務の流れをご紹介いたします。

上西 拓也
うえにし たくや
パートナー / 2011年入所
2010年東京大学法科大学院修了、2011年弁護士登録(64期)、2019年University of California, Berkeley School of Law(LL.M.)修了。第一東京弁護士会 国際仲裁委員会委員(現任)。
複数の企業での出向勤務経験を有し、クロスボーダー取引を含む日常的な企業取引に関する相談から株主総会やM&A等の企業活動全般を取り扱うほか、紛争処理案件(訴訟・仲裁・調停)を数多く担当している。国内の民事保全・裁判・調停のほか、海外仲裁機関での国際仲裁や外国判決の承認執行に関する事件を取り扱っている。
09:00
始業
前日の終業後から始業までのメール等を確認して必要な返信をするとともに、10時からの打合せに備えて案件資料を再検討し、これまでの経緯を改めて振り返りました。
10:00
打合せ
(国内クライアント)
クライアントに来所いただき会議室で打合せを実施しました。打合せはWeb会議とすることも多いですが、この日は係属中の訴訟の和解方針に関するものでしたので、対面で綿密に協議した方が良いと考え、対面での打合せを提案しました。
11:00
Web会議
(海外クライアント)
海外のクライアント及び協働する現地カウンセルとWeb会議を実施しました。この海外クライアントは現地カウンセルから紹介を受けた会社であり、日本での新規事業に関するアドバイスを求められたことから、前提となる新規事業の正確な理解のため、顔合わせを兼ねてWeb会議を実施しました。

12:00
ランチ/裁判所へ
この日は午後に裁判所での調停期日があり、少し早めに出て裁判所に向かう途中で昼食をとりました。普段は丸ビル周辺で昼食をとることが多いです。時間があるときには同僚とランチに行くこともあり、良い気分転換となっています。

13:30
裁判所(調停期日)
事務所の弁護士とともに、裁判所の調停期日に出頭しました。依頼者のため、代理人弁護士として裁判官の面前で十分説得力のある主張ができるよう、特に前提となる事実関係の把握に努めた上で期日に臨みました。
16:00
内部合議
複数の弁護士で支援しているクライアントの株主総会に関し、株主提案があったため、今後の方針を協議するため所内で合議を行いました。
なお、私の場合は、案件に関するもののほか、人事・採用等の事務所運営業務のために所内のスタッフと内部合議を行うことも多く、いずれの会議もWebシステムを併用して効率的に進めています。

19:00
退勤
夕方以降はメールで依頼を受けた契約書のレビューや訴訟案件の書面ドラフト等の時間にあてました。この日はいったん19時頃に事務所を退出し、帰宅して夕食をとりました。その後、自宅から事務所PCにリモートアクセスして、引き続き残りの業務の時間にあてました。